疑似科学とネットの自浄作用 アフィリエイトプログラム

雑記

TwitterのTL上に、野菜を洗うための洗剤のような製品の宣伝が流れてきた。
○○シャワーといものうらしい。

試しに検索をかけてみると、どれも同じように○○シャワーの購入ページにとたどり着く。

サイトの作りはどこも同じで、野菜の残留農薬や、不安を煽るような内容ばかり。

中には、○○シャワーを疑っているような記述をしつつ、最終的には○○シャワーを肯定するような内容に落ち着く。

 

これ全部アフィリエイトプログラムくさい。

 

試しに自分が登録しているアフィリエイト会社で商品名を検索してみた。

 

成果報酬 x000円ちょっと。やはりアフィリエイト。。。

(アフィリエイト規約上、成果報酬の公開が禁止されているため、気になる方はアフィリエイトサイトに登録して確認してみてください。色々裏も見えるので勉強になります)

 

販売元のサイトを見てみたところ、○○シャワーの成分は100%アルカリイオン水らしい。
水にカリウム混ぜてアルカリにしただけの商品に、数千円の価値があるのか。。。

 

○○シャワーと石灰水か何かで比較試験をみたいところだけど、○○シャワー自体がアフィリエイトスポンサーになっている関係か、悪い記事は簡単には見つからない。

以前別記事でも書いたが、アフィリエイトや物販記事が検索上位に来てしまう事で、本当に必要な記事が簡単には見つからないのだ。

 

また、記事タイトルや内容に、あえて「嘘」や「怪しい」などの否定的な言葉をまぜるのも、そうすることでGoogle検索に引っかかりやすくするためのテクニックである事も多い。

 

本来、なにがしらの価値(モノであったり情報であったり)への対価として、お金が支払われるべきだと思っているが、信憑性の薄い製品であっても、ネットでは簡単に広まってしまう。

 

商品を紹介している人は、紹介する商品をまじめに調べて、心から本当に良いものだと思ったから紹介しているのだろうか?

アフェリエイトプログラムありきでの商品紹介になっていないだろうか?

 

 

お金から自由になりたいばかりに、お金に縛られているとしたら、それも皮肉なことに感じる。あるいは、それさえも信念なのだろうか・・・

 

幸いなのは、この商品に怪しさを感じる人達も多数いるようで、商品上の矛盾点をあげてきてくれている。

 

ネットの自浄作用に今後も期待すると共に、自分も気をつけないといけないなと感じた。情報の受け側としても、発側としても。

 

 

最後に、アルカリ水で色落ちを試している方のブログがあったのでリンクを張っておく。
(「トマト 色落ち」で検索をかけると、1ページ目に出てきた)

 

うさうさメモ

トマトから農薬が溶け出して色が変わる?!水酸化カルシウム洗浄を実験
http://d.hatena.ne.jp/usausa1975/20130722/p1

 

「ダメな科学」を見分けるための大まかな指針」のポスター
http://d.hatena.ne.jp/usausa1975/20140624/p1

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